柴田 哲孝 Shibata Tetsutaka

作家・評論家

1957年 東京都武蔵野市で生まれる。

日本大学芸術学部写真学科中退。
フリーのカメラマンから作家に転身し、現在はフィクションとノンフィクションの両分野で広く活躍する。

パリダカールラリーにプライベートで2回出場し、1990年にはドライバーとして完走。
モータージャーナリストとしての自動車評論は辛口で一時評判になった。

自然・冒険に旺盛な感覚を持ち、プロレスラーの大仁田厚氏とのオーストラリア釣り旅行や石神井公園ワニ騒動・アウトドアの達人・等テレビ出演も多い。
2001年には南米アマゾンにも釣り行し、160cm、40kgという巨大なピラルクを釣り上げた記録も。

1990年に発表した「小説KAPPA」では、一時映画化が企画されながら不慮の事件で中止されるなど、作家としては不遇の一面もあった。
しかし2005年5月に発表した『下山事件・最後の証言』で翌年第59回「日本推理作家協会賞・評論その他の部門」を受賞。
さらにこの年に出版した『TENGU』で翌年の第9回「大藪春彦賞」を受賞し、一気にベストセラー作家となった。